タイトル |
運転代行配車アプリ「AIRCLE(エアクル)」 |
登壇日 |
2021.08.25 |
事業区分 |
情報・通信(インターネット関連含む) |
目的 |
資金調達 |
キャッチフレーズ |
運転代行業界を適正化する、運転代行配車アプリ「AIRCLE(エアクル)」
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事業概要 |
運転代行配車アプリ「AIRCLE」は現在17,000DLを突破。マッチングまでは平均30秒、平均到着時間は平均12分と従来比80%以上の時間短縮を実現。沖縄の成功を切掛に福岡展開を開始。代行業の余剰リソースを活用した新事業を運転代行協会や保険会社と提携して進める。
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新規性 |
運転代行業とは、主に飲酒等により自身の車を運転することができない利用者に代わり、利用者の車(以下、客車)を運転する二人一組で行うサービス業である。しかし、公益社団法人全国運転代行協会(以下、運転代行協会)によると、運転代行業者の8割が何かしらの規定に違反していることが報告されている。さらに、多くの従業員は日雇い労働者であり、報酬が最低賃金を下回る日も多いことから低所得者が多い傾向にある。この背景には、運転代行業におけるサービス提供モデルの非効率性に原因があると推測される。そこで弊社では、安全に運行することで効率的に配車ができるプラットフォームを開発し、業界の課題解決を図った。その結果、これまで電話による運転代行業者とのマッチングは平均5分、運転代行業者が到着するまで平均60分要していたところ、AIRCLEではマッチングに平均30秒、到着時間は平均12分と配車時間を80%以上短縮した。また、弊社独自の安全基準を満たした業者のみ登録を許可していることから、利用者自身の安心感へと繋がり、利用者数を17000ダウンロードまで伸ばした。これにより運転代行業者は1日の平均獲得件数を増加させることができた。また、副次的な効果として「平均顧客単価の上昇・料金トラブルの減少」等の効果も確認できた。このような効率化と安全を両立させた運転代行配車アプリは今のところ市場に確認されていない。
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