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企業情報
登壇内容
タイトル | 養殖魚用飼料添加剤である生菌製剤(エコマリン)の製造・販売 |
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登壇日 | 1999.12.07 |
事業区分 | バイオテクノロジー |
目的 | 資金調達 / 販路拡大 |
キャッチフレーズ | 養殖魚用飼料添加剤である生菌製剤(エコマリン)の製造・販売 |
事業概要 | 当社が開発した生菌製剤(エコマリン)は、新鮮なブリの頭・海藻・オカラ類を有効微生物を使って醗酵させた養殖魚用の飼料添加剤である。腸内細菌を整え、魚体の肝機能を強化する効力を有するため、養殖魚への給餌により、限りなく天然魚に近い安全で健康な低コレステロール魚を育てることが可能となる。また、海洋浄化機能も期待できるため、環境改善剤としても有効である。 養殖業者にとっては、養殖魚飼料の価格高騰・海洋汚染による魚の死亡率上昇が現下の解決課題である。 そこで当社は、有機製剤を用いて魚体の免疫防御機能を正常に戻すことにより肉質の向上を図り、ひいては健康かつ安全な魚タンパク質を有する“ブランド魚”の生産・販売を養殖業者とのタイアップで実現することを目指している。 |
新規性 | 養殖魚用飼料添加剤である生菌製剤(エコマリン)について ・エコマリンの原料・製造方法 ブリの頭、海草、オカラ等を主原料として有効微生物で発酵させて製造 ・エコマリンの特徴 従来の飼料に添加して養殖魚に与えると、腸内細菌を整え、肝機能を強くし、天然魚に限りなく近い、安全、安心、低コレステロールな、高品質な魚肉質の養殖魚をつくる。 また、従来養殖ハマチの体重を1kg増やすのに4〜5kgの飼料が必要であったが、エコマリンを添加給餌すると、2.1kg〜2.3kgの添加飼料で良く、費用の削減が可能となる。 さらに現在、大量の飼料投与により、養殖漁場が必要以上に富栄養化し、赤潮発生の原因となっているが、エコマリンにより、飼料の投与量を削減でき、海洋汚染を防止し環境問題へも貢献可能である。 |