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企業情報

会社名 リキッドコンサンド株式会社
代表者名 岡上 公彦
所在地 〒6640837 
兵庫県宝塚市宝松苑6−11
URL
メールアドレス liquidco@lime.ocn.ne.jp

登壇内容

タイトル 工場排水リサイクルシステム
登壇日 2001.05.16
事業区分 環境・リサイクル・産業廃棄物処理
目的 資金調達 / 販路拡大
キャッチフレーズ 1.0.1μの微粒子を10μのフィルタで除去。
2.エマルジョンの分離。
1.重金属イオンを凝集剤・キレート樹脂を用いずフィルタのみで除去。
事業概要 1.特殊な吸着剤中に工場排水を通過させ、排水中の微粒子を数百倍に、凝集させて後、目の粗いフィルタで除去する。
  
2.エマルジョン化した粒径0.5μ〜1μの油を凝集し150μ〜300μの大きな塊にして液面に浮上させ分離回収する。
  
3.重金属イオンを特殊な吸着剤のOHと結合させ、フロック化させて後、SAフィルタで除去する。
新規性 [事業内容]
.工作機のクーラント液の浄化:SAフィルタを用いて、クーラント液中の0.1μの微粒子、バクテリア、エマルジョン化し  た油をすべて除去し、クーラント液を常に新液状態にして排水を0にする。

.洗浄液の浄化:完全にエマルジョン化して洗浄液中に混入した粒径0.5μ〜1μの油を凝集して、300倍の大きな塊 にして液面に浮上させ分解除去し洗浄液の延命化を図る。

.排水中の重金属イオンの除去:SAフィルタの内蔵する特殊吸着剤中の水酸基(OH基)と重金属イオンとを結合させて フロック化し、このフロックを凝集させて数百個の大きな塊にして後、目の粗いフィルタで除去する。

 
[社会背景]
 .地球環境の保護に対する認識の向上、各企業のISO14000取得に伴い、弊社技術の需要の急増が期待される。

 
[競合状況]
.クーラント液の浄化:特にシリコン、セラミック、ガラスの研削・研磨において、0.4?以下の微粒子を除去する技術は  これまで皆無で あった。クーラント液として有効成分が合成油であるソリュウションタイプを使用すると、クーラント液の  組成を損なうことなく、混入した異物を根こそぎ除去でき、常に新t状態を維持でき、排水を 0にする事が出来る。
 
.洗浄液の浄化:完全にエマルジョン化して洗浄液中に混入した油の粒径は0.5?‾1?であり、これを効率的に除去  する技術は これまで皆無であった。洗浄工程の前工程である工作機の切削・研削液として、上記ソリュウションタイプ  を使用すると、合成油は洗浄性能に影響を与えないため、洗浄液の排水をほぼ0にする事が出来る。
 
.重金属イオンの除去:これまで排水中の重金属イオンの除去は、高分子凝集剤を用いるか、キレート樹脂を用いるし  か方法が無かった。高分子凝集剤は、その添加後、凝集沈殿に要する時間は30分‾40分であり、膨大な設置面積  を要し、高価な凝集剤を多量に添加する必要があり、かつ、多量の沈殿物の処理に多大な労力と費用とを要する課題  があった。キレート樹脂は、比較的設備が小型化できるが、その再生処理時に多量の濃縮廃液が発生し、その処理   に高分子凝集剤を必要とする課題があった。
  
本装置は、これらの課題を解消し、高分子凝集剤の装置に比較して、イニシャルコスト1/5以下、ランニングコスト1/10以下、設置面積1/20以下となる。
「相違点]   本装置は、世界中におけるオンリーワン技術である。