タイトル |
発酵深床式養豚のフランチャイズチェーン事業 |
登壇日 |
2002.05.22 |
事業区分 |
その他 |
目的 |
資金調達 |
キャッチフレーズ |
完全無公害養豚のFC展開で豚の国琉球が今よみがえる |
事業概要 |
悪臭・汚水を全く出さない完全無公害養豚である発酵深床式養豚技術を中核技術とし、これを用いて安全でおいしい高品質豚を生産する会員生産者を募集する。小社はフランチャイズチェーン本部として、会員生産者に対して、資材調達や技術指導などのサービスを行う。さらには、一定水準の品質に達していると認証した豚を買い上げて、小社ブランドで販売する。(1)この技術で生産してみたいという希望者が増えてきた(2)平成16年度の家畜排泄物取締法全面実施を前に会員の拡大が期待できる(3)試験事業で生産された豚肉の品質が高く評価され、引き合いが続いているため、事業化に踏み切った。 |
新規性 |
発酵深床式養豚技術はオガクズと土を使った床を深さ80cmに敷き詰め、その上で豚を飼う。糞尿が混ざった床は徐々に発酵し、最終的には乳酸菌の固まりである腐葉土状になる。悪臭が立たないのはもちろん、水洗いはしないので汚水が出ない。ハエがほとんど来ないし、豚が静かで落ち着いている。腐葉土状に発酵した床はヨーグルトの300倍の乳酸菌を含んでおり、豚は健康増進のため、これをまた少しずつ食べる。このため床材を外部に取り出したり、一定期間が過ぎたら入れ替えたりする必要が全くない。この飼い方では、豚にストレスがかからず、乳酸菌を体内に取り込むこともあいまって肉や脂の味と香りが非常によくなる。抗生物質の常時投与も不要になるため、安全な健康食品としても差別化できる。 |