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企業情報
会社名 | 株式会社キューブス |
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代表者名 | 下野 雅芳 |
所在地 | 〒8200066 福岡県福岡市早良区百道浜2−4−27 福岡AIビル10F |
URL | http://www.cuebs.co.jp |
メールアドレス | info@cuebs.co.jp |
登壇内容
タイトル | エンドユーザの嗜好を把握するWeb広告配信サーバによるWebマーケティング |
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登壇日 | 2002.07.19 |
事業区分 | 情報・通信(インターネット関連含む) |
目的 | 販路拡大 / 業務提携 |
キャッチフレーズ | エンドユーザの嗜好を把握するWeb広告配信サーバによるWebマーケティング |
事業概要 | 九州工業大学との共同研究による動画広告配信サーバを作成。動画広告配信サーバは(フリーメンテナンスで)ユーザの嗜好にあったCMばかりを配信するようになります。また、データベースの分散を図ることで、安価な機材でも安定して動画広告を配信できるようになります。 |
新規性 | ここで、インターネットを利用した広告について、従来(ブロードバンド到来以前)のインターネット広告では、Yahooやgooのポータルサイトに象徴されるように、静的なコンテンツを配信するのが主流となっていました(実際には、アニメーションGIFやファイルサイズの小さなFLASHなどの配信も行われています)。これは、受信者側のインフラが整っておらず大量のデータ送信が困難であるために、行われていた手法であるといえます。ところがブロードバンド時代を迎えるにあたり、大きな変革が起ころうとしています。ここでいう変革とは動画の配信です。ご存知のように、動画のデータサイズは静止画に比べて非常に大きなものとなってしまいます。そのため、動画の配信を受けるには、大量のデータを受信できるインフラが必要となるわけです。ブロードバンド時代を迎えてこのインフラが整いつつあります。ベンダーは一斉に動画の配信をはじめようとしています。ここまでが、現段階での流れです。が、現在行おうとされている、あるいは行われている動画の配信方法には問題があるといわれています。それは次の言葉に集約されているといわれています。 「インターネットを利用した動画配信とsVのCMはどう違うのか?」非常に短い疑問文ではありますが、インターネットを利用したCM配信の本質を鋭く指摘した文です。残念ながら、現在のインターネット広告は、TVのCMを真似ているレベルに留まっているといわれています。見た目的に面白いことはあったとしても、本質的にTVのCMと変わらないといわれています。つまり、現在のインターネットでのCM配信は、本当に「配信」しかおこなえていない(一方通行の送信のみしかおこなえていない)ということです。弊社はここに疑問を感じています。なぜなら「TVは一方的な配信しか行えないが、インターネットは基本的に双方向通信である」という大原則があるからです。弊社は、インターネットの有する双方向性をうまく利用すれば価値のある広告方法を確立できると考えています。ここでいう「価値のある」というのは、「個々のユーザに対して、そのユーザの嗜好にあったCMのみを頻度よく配信する仕組み」をさしています。現在でも、ユーザの好みを予め登録しておくことで、そのユーザの好みのCMばかりを配信するような広告の仕組みはあります。この方法はこの方法で、優れているのですが、この仕組みではユーザの嗜好の変化に対応できませんし、メンテナンスに多くの労力を費やしてしまいます。そこで、弊社では、ユーザの嗜好の変化に対応でき、かつメンテナンスに労力を要さないシステムとして、今回の動画広告配信サーバ(ADServer)を作成しました。弊社のADServerの根幹をなす基本技術は2つあります。1つは自己組織化のアルゴリズムで、もう一つがデータベースの分散です。自己組織化アルゴリズムを採用(九州工業大学山川研究室と共同研究)することで、ADServerはフリーメンテナンスでユーザの嗜好にあったCMばかりを配信するようになります。また、データベースの分散を図ることで、安価な機材でも安定して広告を配信できるようになります。 |