タイトル |
新発明の冷風除湿式減圧木材乾燥機の開発 |
登壇日 |
2003.05.19 |
事業区分 |
新製造技術(省力化含む) |
目的 |
資金調達 / 販路拡大 |
キャッチフレーズ |
今迄にない、不良品の無い、冷風による除湿式減圧木材乾燥機の開発と販売 |
事業概要 |
使用されている木材乾燥機は、熱風の蒸気式木材乾燥機で、木材の収縮、ヒビ割れ、曲り、変色、香り、多くの問題点があり多くの不良品が出ているのが現状である。また燃料代や人件費など多額のランニングコストがかかっている。この問題を解決するため、不良品やランニングコストを減少させる、冷風による除湿式の木材乾燥機を開発するものである。 |
新規性 |
従来活用されている木材乾燥機は、50℃〜150℃の高温で乾燥する機械が最も多く(全国で3,000台程度)90%を占める。その他高周波を併用する機械や真空式の機械が10%を占める。 この大半をしめている高温乾燥方式では、そりやひび割れ等の不具合が生じているため、これに対応する新たな構造による乾燥機を開発した。 自然乾燥に近い冷風(温度5℃〜35℃)を発生させ、空気の流れを均一にして乾燥ムラを防ぐ整流板と除湿装置を組込み、木材内部の水分を表面に誘導して、さらに乾燥を促進させる効果のある減圧装置を用いることにより、木材自信の美肌や木目、香りを大切に活かすことが可能となった。 従来品と比較して乾燥時間が大幅に短縮でき、運転のランニングコストが安価である。更に冷風である為に木の自由水と結合水が多量に採取でき、副産物(防虫剤・芳香剤等)として、新たな製品をカむことも可能である。 |