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企業情報

会社名 大谷化学工業株式会社
代表者名 梅田 佳暉
所在地 〒8112304 
福岡県糟屋郡粕屋町大字仲原2567番地
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登壇内容

タイトル 次世代廃棄物処理技術基盤整備「環境ガードシステム」IT(情報技術)によるICタグ及びGPSを活用した不法投棄防止システムの開発
登壇日 2003.05.19
事業区分 流通・物流
目的 資金調達 / 販路拡大
キャッチフレーズ 次世代廃棄物処理技術基盤整備「環境ガードシステム」
事業概要 IT(情報技術)によるICタグ及びGPSを活用した不法投棄防止システムで「環境ガードシステム」と総称し、廃棄物の移動をインターネットによるリアルタイムな情報公開とネットワークの構築し、運営・管理は管理センターを設け監視する。廃棄物が排出される時、排出事業者は廃棄物にバーコード若しくはICタグを添付し、収集運搬従事者は排出事業者と収集運搬事業者の双方の認証登録カードで本人の特定確認を行い。収集運搬従事者は携帯電話に取付けられた「リーダー」で廃棄物を確認し、廃棄物情報を管理センターに送り、運搬車輌に積み込む。管理センターが送られた情報を排出事業者が指定した処分事業者等に廃棄物の品目・量・入庫日時等々を事前に通知され、処分事業者は情報通りの内容物であるかを確認する。廃棄物の情報をICタグで収集運搬の車輌をGPSで追跡する不法投棄監視システムである。
新規性 廃棄物処理業界を始め、電子化も今ひとつ構築できておらず。今回は身近なインターネットと携帯端末による廃棄物処理における適正処理の「廃棄物の移動事前連絡サービス」で廃棄物処理業界の「ユビキタス化」を目指す。    
①非接触ICタグ一つひとつが、コンピューターといえるため製品の材料や原料やメーカー等の情報を書き込む事により、リサイクルや処分までに至る一貫的な管理からデポジット等の活用を進めて行き、循環型社会のシステムと開発が見込める。                                          
②ICタグは環境性も優れ、汚れ・衝撃等に強いが、特に廃棄物の場合はゴミ扱いのため市販のICタグでは困難なため廃油や廃液の中に入れても管理できる廃棄物版ICタグの開発(例えばカプセル型ICタグ、ペン型ICタグ等々)4〜5品目の製品化と開発を行う。またICタグは情報の書き換え可能(一旦書き込んだ情報に新たな情報を加えたり、書き換えもでき)なため、ICタグも耐久性に強いものであれば繰り返し使用すればバーコード位までの安価な価格になる。 
③バーコードとICタグの用途により使い分け、ICタグは非接触(1p〜100cm)程度離れても認識でき、複数同時読取(複数個同時読み取りが可能)のため大量の個体情報を一度に読み取ることができ、例えば箱を開封することなく箱の中すべてのタグ情報を認識できるため、収集や処分の作業も一度に簡単にスピ−ド化が出来る。さらに処分場ではICタグに製品の材料や原料の情報を書き込めば、廃プラスチックもPPやPEの情報が読み取れば分別やリサイクル等も最適にできる。                                                             
④廃棄物の運搬車輌はGPSで運行管理し処理業者等の施設に搬入し、運搬終了後、「車両運行航跡図」を発行し、マニフェスト伝票と同様に排出者に送付する「運搬車両運行管理サービス」を行う。                   
⑤次期開発商品として運送車両のGPS装置を活用し、廃棄物等に添付されたICタグの個数を検出する検出装置を車両に設け、同検出装置の検出情報を無線でもってGPS装置の通信網に送信し、廃棄物の個数情報がGPSの運送位置情報と関連付ければ車中の保管や在庫管理をリアルタイムに行うシステム開発する。廃棄物の場合はPCBや危険物の運搬には有効性は大きい                                                     
⑥管理センターはNPOが運営・管理する事も波及効果は大きい(業者の認証審査も設け、学識経験者や専門員が行う)