タイトル |
光合成技術で畜産排泄物を低価格で処理する装置の製造と販売 |
登壇日 |
2003.10.21 |
事業区分 |
環境・リサイクル・産業廃棄物処理 |
目的 |
販路拡大 / 業務提携 |
キャッチフレーズ |
畜産排泄物を小型で安価に短時間無公害処理し、事業所内で無公害化する技術と装置。 |
事業概要 |
環境汚染原因の大部分が家畜排泄物で、地下水の硝酸塩濃度の高まりとそれに起因する飲料水汚染の危機は、家畜排泄物からのアンモニアの放出(蒸散ないし土中浸出)です。作物への影響が大きく農業経営者にとって経済的損失ばかりでなく、直接的な食物被害や生態系の冨栄養化、建物の腐食、土壌酸性化、温室効果ガスの生成にもつながっています。アンモニア放出の70〜80%が農業に起因しているという試算もあります。畜産農家より有害排泄物を一切排出させない技術が必要です。有害物質による土壌や地下水の汚染という負の遺産を将来世代に残こさないように、土壌汚染防止や、農薬の安全性評価、土壌・地盤環境の再生に取組む方法です。無公害な処理方法は、短時間に処理し大量に貯留しない事です。堆肥の製造も減少させる、そんな技術と処理方法が必要です。弊社は、光合成技術で環境循環社会の実現に寄与し、公害発生源を短期間に消臭・消滅し廃棄物をゼロにします。素掘りの消滅・野積みを廃止し、糞尿を無臭無公害物質に現地で処理します。循環接触分解を繰返し24時間以内に無臭無公害に浄化します。天然無臭無公害肥料に再生する技術は、動植物廃棄物を、光合成細菌で人為的に調整浄化す驪Z術で無害化する方法です。液体と固形物に分離し肥料等の製品を製造します。人間や環境にとっても無害で、しかも植物にとっては有効である肥料と、汚染土壌改善浄化資材を生産する技術と装置です。 |
新規性 |
動植物廃棄物を、無公害物質にする技術の提供を行います。その方法は鹿児島大學微生物講座研究室で人為的に培養が成功した細菌の種菌を使用して行います。弊社工場でこの種菌を長期間活動できる環境に置き養分と数種類の物質を混合し、オガクズに吸着させ、培養熟成した浄化資材(エコキッド)を完成させています。これにより排泄物を24時間以内に処理。養豚の場合、排泄物を無公害に浄化し、放流処理・散水処理・清掃する水に再利用し、固形物は無臭光合成堆肥にして販売します。鶏糞・牛糞は消臭水と攪拌粉砕すると、30分以内に無臭化されるので、固液分離し、液体は消臭水の製造装置で再利用と、液体肥料(エコラミング)、残り液はチップ・籾殻に吸着させ、乾燥機で乾燥することを繰返し、乾燥機の燃料としても利用します。固形物は固液分離直後乾燥機に20リットルを入れ10〜20分程度で乾燥するので、無臭殺菌堆肥を製造します。プラントは組立・移動可能式で、小型の低価格装置です。事業所内から廃棄物を限りなくゼロにする技術を提供します。 |