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企業情報
会社名 | 花田技研工業株式会社 |
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代表者名 | 花田 義和 |
所在地 | 〒7011221 岡山県美作市巨勢2003番地 |
URL | http://hanada-giken.co.jp |
メールアドレス | y.hanada@dream.ocn.ne.jp |
登壇内容
タイトル | 溶融スラグの着色骨材原料の研究開発と製品化 |
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登壇日 | 2005.04.21 |
事業区分 | 新製造技術(省力化含む) |
目的 | 資金調達 / 販路拡大 |
キャッチフレーズ | 「資源循環型社会の環境対応型商品」 「廃棄物質灰の溶融スラグ」人工セラミックによる着色骨材原料の開発・製造と販売 |
事業概要 | (商品・サービスの概要と技術的原理)(事業の内容)(当該商品・サービスの概要) ■ これまで、焼却灰は最終処分場へ、埋め立て処分するしかありませんでした。しかし、最終処分場用地の確保が困難になり、又、埋め立てた灰の管理などにも多大なコストがかかっていました。そこで、埋め立てに代わる溶融という処理が始まり、焼却した可燃ゴミから排出される焼却灰と飛灰を溶融スラグに処理することで焼却灰の約3分の1の体積に処理され、安定・無害で再利用が可能となりました。しかし、現時点ではこれらの溶融スラグの大部分は埋め立て処分されています。 これは、用途開発が遅れているからです。弊社は、独自技術をもとに溶融スラグの再利用を図り表面処理と着色加工処理を施し着色骨材製品として提供しています。 (この事業が必要とされる社会的背景)(フォローウィンドーとして) ■ 建築塗料に使用されている従来の着色骨材は、主に寒水石、珪砂、採石に着色されています。いずれも天然の鉱山鉱脈から、トンネル掘り、破砕によって採掘された骨材を主原料として使用されており自然破壊、環境破壊に繋がっています。従い、環境保全の見地から利用の抑制の兆しがでています。 新Z術では、弊社独自技術(コーティング技術)によりゴミから新しい原料(ゼロ・エミッション)を作り、有効な資源としてリサイクルする仕組みを確立し循環型社会を構築することです。 具体的には、着色骨材原料として生まれ変わらせ、環境破壊を防止し循環型社会を築き廃棄物が有償の工業原料として産業流通が可能となります。 |
新規性 | (新 規 性) ■今まで自由に着色できる溶融スラグの着色骨材は無く、今回初めて製品化しました。 (従来技術と新技術) ■水性樹脂や溶剤樹脂を用いた従来の着色方法では、溶融スラグを原料とした場合い珪砂や寒水石に比べ完全に着色(隠蔽)、付着性を持たせることが困難でした。 ■ゴミ焼却灰の溶融スラグを着色する方法として、従来の技術は酸化チタンを混ぜ加熱(1500℃)し溶融させ着色させる方法でしたが自由に色調を変える事が出来ませんでした。 ■一般的な従来の着色方法として溶剤樹脂や水性樹脂を使用し、加熱処理工程をします。これらの材料の樹脂特性は高Tg(ガラス転移温度)で硬い膜になるので着色膜としては物性・耐候性で用途によっては「もろい物性」などの欠点があります。また、溶剤樹脂を使用する場合、溶剤(シンナー)を希釈剤や洗浄用として使用するため揮発性物質の発生となり環境へ悪影響を及ぼします。 (優位性と特徴) ■私達の新技術は上記の問題を解決し、次の特徴を備えた着色骨材を作りました。 ①世界初の溶融スラグを主原料とした着色骨材商品。 ②豊富な色に自由に着色できます。 ③色付きがよく付着性がよい。 ④キ持ちする耐候性。 ⑤環境に優しい 今回の新技術とは、環境に優しい水溶性樹脂を用いて表面処理技術とコーティング技術により溶融スラグを環境に優しい着色骨材として製品とする技術のことです。 (特許出願済み) ■溶融スラグにする環境事業自体、経過年数が浅くこれからどんどん期待され、利用が多くなっていく分野です。今まで、ゴミとしての意識しか無かった溶融スラグを当社が付加価値の高い着色骨材の主原料として製品化しました。 |