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企業情報

会社名 株式会社ドライパックシステムズ
代表者名 深谷 明彦
所在地 〒8180072 
福岡県筑紫野市美しが丘南7ー3−7
URL
メールアドレス fukatani@drypacksystems.com

登壇内容

タイトル 繊維製品の形状記憶性質応用技術を核とする新たなサービス事業展開
登壇日 2006.11.21
事業区分 新製造技術(省力化含む)
目的 資金調達 / 販路拡大
キャッチフレーズ アパレル輸送変革で大幅コストダウンと環境の保護を実現する
事業概要 本システムは、紳士服など衣料製品の製造工程で、縫製・アイロンプレス等仕上げ工程の最後に設置されるもので、仕上げされた製品を摂氏105度前後の温度環境で約30分間 乾燥処理を行った後、素早く特殊プラスチック袋に圧縮包装することで、包時に製品を減菌し、送中に外部からの雑菌の進入を防ぎクリーンな長距離輸送が可能となり、圧縮包装で梱包量を最大約1/5 にまで減量し低コストで実現できる技術のご紹介。
新規性 アパレル製品輸送の当社独自技術であるドライパック方式は、乾燥加工された製品を特殊フィルムで包装することにより外界と遮断し、その形状を保持する。それにより外界からの影響を受けることなく製品を消費地へ運ぶことが可能となり、さらに製品の形状にかかわらずカートン詰めなどの最適な輸送形態をとることができるため輸送効率の大幅な向上が実現される。
従来、中国をはじめとする海外で製造された衣料製品の輸入には、主にハンガー輸送(ハンガーに吊るしたままコンテナに入れて輸送)が利用されているが、この方法では、梱包容量が大きくなり輸送効率が悪く、また輸送中のコンテナ内での製品落下、接触などによる汚れ・傷み、型崩れによる品質劣化などの大きな課題を抱えている。 
一方、本システムでは、摂氏105度で減菌された製品を特殊プラスチック防湿袋で包装し輸送する為、工場出荷時から輸送途中、消費地到着まで、常にクリーンな状態に保たれ、雑菌や汚れなどに触れるリスクがほとんどなくなる。 
また、空気を抜くことによる減圧・圧縮梱包により、物流費削減(従来比約60%減少)効果があり、更には天然繊維が50%以上であれば、輸送中に付いた皺(しわ)が、特殊プ宴Xチック防湿袋を開封後に自然に元に戻る形状記憶加工技術を採用することで、消費地での仕上げプレスが不要となり、この部分でもコストダウンが図れる事が大きな特徴。日本には現在、紳士服だけでも年間800万着以上が輸入されており、このシステムに対する期待は大きい。