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企業情報

会社名 株式会社アイエスティー
代表者名 礒部 信一郎
所在地 〒8168580 
福岡県春日市春日公園6−1 九州大学総合研究棟614
URL http://www.is-t.co.jp
メールアドレス info@is-t.co.jp

登壇内容

タイトル 新規蛍光試薬の開発と市場拡大
登壇日 2010.01.19
事業区分 バイオテクノロジー
目的 販路拡大
キャッチフレーズ 世界初の特性を有する、生体分子を標識可能な新規蛍光試薬の開発と市場参入
事業概要 バイオケミストリーの分野で用いられている蛍光標識試薬は、その殆どが米国企業によって開発されたものであり、現在この色素はDNA、タンパクなど生体分子の研究を行う上で重要な蛍光標識試薬ですが、これに代わる蛍光試薬は存在せず、高価な試薬を使用せざるを得ないのが現状です。弊社では、世界初の特性を有する比較的安価な生体分子を標識可能な国産の新規蛍光試薬の提供と世界市場への参入を目指すとともに、新技術への応用を研究中です。
新規性 従来の蛍光色素は光安定性、熱安定性、pH安定性が低い(pH5乃至9)。また、使用に際しては湿潤状態で使用せねばならず、保存する場合は低温(−20℃以下)で保存しなければならない等、使用条件に制限が多い。
 弊社で提供する蛍光色素は光安定性が高く(太陽光下で2年以上安定)、熱安定性も高く(200℃以上)、pH安定性も高い(pH1〜14)。また乾燥状態でも強い蛍光を示し、室温での保存が可能であるという極めて安定性が高く幅広い使用用途が考えられる蛍光色素である。

 これらの特徴は、例えばたんぱく標識における電気泳動法による定量時に乾燥状態でも定量値の誤差が生じないというメリットや、蛍光染色した標本の長期保存が可能になる等、これまでの蛍光色素には無い使用上の優位点や応用範囲の広さを示唆しており、既に広く使用されている既存の蛍光色素と比較して、より多方面への使用と応用が期待できるものである。
更に本蛍光色素は、電子線に対しても安定性が高いことが確認されており、世界に例の無い使用方法も現在研究中である。