タイトル |
高機能吸着剤と光触媒による青果物の長期鮮度保持技術 |
登壇日 |
2015.04.22 |
事業区分 |
新製造技術(省力化含む) |
目的 |
資金調達 |
キャッチフレーズ |
イキイキ生産者からシャキシャキ消費者までの青果物鮮度保持 |
事業概要 |
青果物の国内長距離輸送やアジア、さらに中東、ヨーロッパに向けた長期鮮度保持システム構築は今後の農業、日本を元気にします。竹炭と日本茶による吸着剤と光触媒による抗菌型鮮度保持システムは輸送に、貯蔵に新しい幕開けとなり環境にも貢献します。 |
新規性 |
佐賀県産の竹粉炭と日本茶カテキン等を特殊方法でゲル化させこれにより各材料の相互作用で、エチレンガス、アンモニアガス、アルデヒドガスに対して高い吸着性能を持つ化合物TANKA-FRESHの開発が出来た。この開発は新規性や独創性また付加価値も高く、製造法と製品について特許を出願している。さらに光触媒(酸化チタン皮膜に紫外線を照射する)との組み合わせで世界初の抗菌型・鮮度保持システムの商品化(TANKA-FRESH UV)を開発した。このシステムはTANKA-FRESHで短時間にエチレンガス等を吸着し、光触媒によりガスや菌の分解を行う抗菌型鮮度保持システムである。これらはPCT出願も合わせて実行した。また、2014年8月よりコンテナにおける鮮度保持システム(TANKA-FRESH UVコンテナ版)で東南アジア海外向け船輸送を目的に日本通運と共同で開発した(3社による共同特許を出願)。香港イオンへの輸送を2014年12月より始めている。吸着剤及び光触媒による鮮度保持システムは今後国内、海外の輸送や貯蔵においてその用途が広く、簡易的な装置でありながら、鮮度保持の効果や経済性の高い技術である。この鮮度保持システムの有効性は高い。 |